ちょっと不思議な、野球ボールの「なぜ?」を集めてみました。

野球において、ボール(英:ball)とは、
投球判定としてのボール(ストライクに対するボール球)と、用具として使用するボール(野球ボール)があります。

 

 

日本の野球のボールの種類は、

硬式球(こうしききゅう)・
準硬式球(じゅんこうしききゅう)・
軟式球(なんしききゅう)

の3種類の規格のボールが存在します。

 

使用するボールにより硬式野球・準硬式野球・軟式野球の3つの野球形態に分かれます。
この辺の説明は、他の優秀なサイトにお任せするとして、

 

今回は、用具としての野球ボールの「なぜ?」を集めてみました。

 


なぜ野球ボールの縫い目は赤い糸なのか?

縫い目に色が付いているのは、ボールの回転がわかるためです。

 

縫い目が赤いのは、泥が付いても赤だと見えるためのようです。
※色はルールで決められています。

 

ちなみに縫い目に色をつけているのは硬式野球のボールだけです。

 

あと、縫い目がボールと一体になっている軟式野球ボール(ゴム製)やラバー製のソフトボールなどもあります。形成される時点で縫い目が彫られています。

 

昔の硬式野球ボールは、皮の色そのものの茶色でした。
変化球が開発され、投手有利の状況を下地白、縫い目赤で色をつけ、打者に変化球であるかどうか判断できるようルールを作ったのです。

 

なぜ野球ボールの縫い目の数は108なの?

ボールの縫い目の数は108。なんでこの数なのでしょうか?

 

よく、除夜の鐘は108で煩悩の数という事を聞きますが、真相はいかに・・・?
ということで、ちょこっと調べてみました。

 

実は、アメリカで最初に作られた時は116個だったそうです。

 

明治の初期、アメリカから持ち帰ったボールを野球愛好家が、新橋の靴屋さんに作ってもらった時「縫い目を116個」と注文したのが根拠だとか。。。

 

大正2年、ミズノが大量生産を開始した時点では112個だったそうです。

 

昭和23年にアメリカ製のボールの縫い目が108個になり、ミズノでもこの年から108個に統一したそうです。

 

昭和38年に当時のプロ野球の内村祐之コミッショナーが、「日本製ボールも108個で行く」と発表し各メーカーとも統一したそうです。

 

108個より縫い目を増やせば糸アナと糸アナの間が狭くなり皮が破れやすくなります。
逆に縫い目を減らせば糸が切れやすくなります。

 

ボールを使っているうちに、持久力を考え「これぐらいが適当では…」と割り出したのが108個という数字で、偶然にも煩悩と同じ数になったというのが真相のようです。

 

なぜ野球ボールは白いのか?

野球のボールは、なぜ白いのか?
あまり深く考えたことはなかったのですが、いろいろな説があるようです。

 

以前には、黄色も使われたようですが薄暮ゲームでボールが見えにくく選手の頭に当たって死亡事故が起きたため、白色に変えた。という説もあるみたいですからね。

 

白はあらゆる色の中で、光の反射率が最も高い色です。
つまり、光の足りない状況でも目立つわけです。
yahoo知恵袋参照。

 

米国発祥の当時は 茶、グレーが主流で100社以上の
メーカーが作っていたそうです。 その後、グレーに統一され
ましたが、 マイナーリーグの暮薄試合で投球が打者の

 

頭部を直撃し、死亡した事故が引き金で、白球なら避けられた
との理由で 「なめし」により 白いボールが定められました。
その後 メーカーによる飛距離の差をなくすため入札でローリングス社

 

が一手に作っています。 このため日本を始め世界共通で白色です。
日本の野球規則は メジャーを含めた米国野球規則の翻訳版に
近いので 日本だけで着色ボールを作ることはありえません。

 

2001年にイチローが出場したシアトルのオールスターでは復刻版の
やや灰色がかったボールに、黒色の糸で縫われたボールが使われました。
(大変高値で取引されています)

 

野球規則はプロ、アマ、世界共通ですが用具は限定で着色ボールが
使われる可能性が無いではないと思います。

 

ソフトボールは テレビ映りを良くして愛好家、ファン獲得の一環として
黄色のボールが導入されました。
yahoo知恵袋参照。

 

まず、現段階で白色しかないのは公認野球規則で「白色の馬皮または牛皮」と決まっているため。

 

では、どうしてそう決められているのかということになると「そういうものだから」としか言いようがないw
昔、メジャーリーグでオレンジ色のボールを提案したオーナーがいたそうだけど採用されなかったし、
日本でも野球と「白球」という言葉は分かちがたく結びついているので、変えられることはないと思う。

 

まあ、現在は外野両翼のポールが白い球が見やすいよう黄色に塗られてるわけで、
とりあえずソフトとおなじような黄色い球というのはあり得ないわけだし、
他の色にしても、白よりは紛らわしかったり、打者が見づらかったりするだろうから、
そういう方向からも「変えない」という路線でやっていくことになると思うよ。
yahoo知恵袋参照。

 

なぜ、プロ野球では「おろしたての白いボール」は使わない?

野球で使うボールのことを、その色から「白球」なんていいますよね。

 

でも実は、プロ野球では、おろしたての真っ白なボールを試合で使うことはないそうです。

 

プロ野球では、試合で使用するボールは、新品のボールに塗られている蝋による滑りを無くすために、特殊な砂によってあらかじめ汚すことが公認野球規則によって決められているのです。

 

この「ボールを汚すための砂」は「もみ砂」と呼ばれ、2011年からは12球団ともに同じ「もみ砂」を使うよう統一されました。

 

この「もみ砂」は、歩くと音がする「鳴き砂」で有名な京都府京丹後市の琴引浜の白砂と、鹿児島県の火山灰を含む黒土を「秘密の配合比率」でブレンドして作るそうです。

 

「おろしたてのボールは汚してから使う」のは、メジャーリーグも同じで、こちらは匂いがなくてボールに塗っても黒くならないという、「デラウェア川の支流の泥」で汚すことが決められているとか。。。

 

しかし、日本と同様、その泥の加工方法は秘密にされているそうです。

 

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